2009.02.28 Saturday
雨後の花托
絵筆と鉛筆 気ままな旅旅先と日常の一こまをスケッチと写真で気の向くままに・・・・。
2009.02.26 Thursday
祭りの少女(ネパール キルティプールにて)
祭りは生活の節目。時には権力への密かな反抗・・・時の政治によってはそんなこともあるだろう。 神や自然への感謝、地域や民族の絆をたかめるなど、祭り本来の姿を持続して欲しいものだ。新しい政府はこの祭りをも規制しようとしたらしい。もってのほかだ。 少女たちの表情は明るかった。もっとも祭りを機に恋が芽生えることもあるようだ。 2009.02.24 Tuesday
ネパールの庶民
こののどかなネパールの風景の中にあっても住人の生活水準は低い。 改革をうたって実権を握ったマオイスト(共産党毛沢東派)は私腹を肥やすだけの存在になり下がってしまっているらしい。 貧しいながらも逞しく生きている人々の姿にふれるのは心が温まるが、その上にごく一部の人間があぐらをかいて贅沢三昧の毎日を送っている姿を思うと日本人の私でも怒りが湧いてくる。 最上位のカーストに属するバウン族、チェトリ族が殆ど実権を握っているらしく、他民族は忍従の生活を強いられているようだ。 美しい大自然に抱かれたネパールだが、そこに生きる人々の生活は厳しい。それが同じ人間である一部の民族によってまかれた厳しさとなると何とも空しい。 絶大な支持を得て多くの議席を得たマオイストだが、既に反マオイスト的な動きもあるらしい。 カトマンズでは多くの高層マンションが建ち始めている。その傍らにはバラックの貧民窟が急速に膨張している。このアンバランス、いったい誰が金を握りしめているのか・・・。 カトマンズ盆地の文化を築いたのはネワール族。 彼らの才能は建築の装飾に遺憾なく生かされている。 この女性もネワール族で農業に従事するカーストである。 実によく働く。 2009.02.23 Monday
丘の上の家
ポカラはサランコットの丘にて。 この丘からは眼下に湖、遙か遠方にヒマラヤの連山を望むことが出来る。 外国人も多くが訪れる。 手前の家は織物や装飾品を売る土産物屋である。 軒下で椅子を拝借しスケッチをしているとこの土産物屋の少女がネパールティーを持ってきてくれた。そっと母親が指示をしたようだ。 この茶一杯で何千円かの土産物が売れれば大きな収入となる。 事実何も買わないで立ち去るのは偲びがたく、買いましたが!!!! ここに住む人々はモンゴロイド系とはやや異なる顔つきをしている。 かといってインド系でもなく、中近東系でもない。そのすべてが混じっているのだろうか。実に味わい深い風貌である。 今回訪れた際、 「やあ、日本のネパール人」と言って村人に迎えられた。 う・・私の顔つきは村人たちと似ているのだろうか。 と、戸惑いながら自分の顔を思い浮かべてみた。 いずれにせよ、温かく迎えてくれていることには違いない。 鉛筆を持つ手が軽やかに動いた。 2009.02.22 Sunday
パナウティにて(ネパール)
ネパールへの旅で初めて訪れた町パナウティ。 両側を川で挟まれた小さな町。 家並みを抜けるとすぐそこに澄んだ川が流れていて風景全体に潤いを感じる。 川で洗濯をする風景を見たのはこの町が最初であった。 至る所に見られる寺院。 やはりこの寺院のある風景があってこそネパール。 母と幼い子が通り過ぎていった。 |
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