カトマンズから車で45分ほどの所にカカニの丘がある。
一応夕日のポイントとしてガイドブックにも載っているが、期待するほどの場所ではない。それよりも丘に至る途中に見られる棚田の風景がすばらしい。また、そこに暮らす人々の生の生活に直接ふれることが出来る。これが実に楽しい。
21日にアップしたライステラスのスケッチは村の青年の家の屋上から描いた一枚。
「私の家の屋上からの眺めが一番すばらしい」と言って案内してくれた。
この日も1週間ほどの祭りが続いている最中で村の少年少女たちが踊りながら丘にやってきた。
私も踊りの輪に加わり踊った。
家々を回り踊るとその家に福をもたらすとか。
当然金一封を渡すのは礼儀。私も村人と同じようにしました。
ほんの100円ぽっきりでしたけどね。
ついでに踊る少女の一人を描いて彼女にプレゼント。
めっちゃ喜んでくれましたよ。
結局夕日に染まる山々は雲に隠れて見えず。
山は見えずとも心温まる丘での楽しいひとときでした。