絵筆と鉛筆 気ままな旅 

旅先と日常の一こまをスケッチと写真で気の向くままに・・・・。
Google photosに作品を整理しました
「絵筆と鉛筆 気ままな旅」管理人、寺田洋祐の長男でございます。

この度、父の絵画をGoogle photosに整理しました。以下のリンクよりご覧いただけます。

寺田洋祐 作品集 油彩

寺田洋祐 作品集 水彩(国内)

寺田洋祐 作品集 水彩(海外)

寺田洋祐 作品集 水彩(人物・静物他)

寺田洋祐 作品集 俳画

父はこのブログに作品を掲載し、分類もしてありますが、たくさんの作品をまとめて閲覧・鑑賞するのは少し手間がかかりました。上記リンクでは大まかに5つに分類して作品全体を俯瞰的に見られるようにしました。うまく撮影できていないものもありますがご容赦ください。

父の作品には、アトリエに残っているもの以外に、遺族や親類が所蔵するもの、公共機関に寄贈したものなどがあります。このリンクではそれらも含めて可能な範囲で掲載しています。スケッチブックに残された作品などは数が膨大ですが、可能な範囲で今後も追加していきたいと思っています。
| テラ | - | 16:54 | comments(0) | - |
『寺田洋祐 俳画集 蕪村・一茶に遊ぶ』(新典社)の出版ご報告
「絵筆と鉛筆 気ままな旅」管理人、寺田洋祐の長男でございます。このたび、父の俳画集が、父の78回目の誕生日に出版の運びとなりましたのでご報告申し上げます。

父は、1943年に兵庫県佐用郡に生まれ、美術を学んだ後、同加古川市で美術の中学校教諭として勤務し、退職後は市の美術協会副会長や地元の絵画教室で講師を務めました。絵画を趣味とし、ネパールの人々や神々、秋田の男鹿半島や青森の奥入瀬渓流、人物や静物の油彩、水彩、デッサンなどを好んで描き、晩年は他界する直前まで病室で小林一茶や与謝蕪村の俳画などを描き続けました。

多くのキャンバスやスケッチブックなどとともに、父のアトリエに近世俳諧研究者、玉城司先生の小林一茶と与謝蕪村の俳句の解説書(いずれも角川ソフィア文庫)が残されており、各ページにびっしりと付箋が貼ってありました。玉城先生の解説を参考に、父が一茶と蕪村の句にインスピレーションを得て俳画を描いたことが察せられました。

玉城先生のおかげで父が豊かな趣味の時間を過ごすことができたことに感謝をしたいと思い、面識のなかった玉城先生に不躾とは思いつつ父の作品とともにお手紙を差し上げたところ、父の俳画を大変高く評価して下さり、画集の出版まで勧めて下さいました。

紙を切り貼りしたり、文字は万年筆を使ったりと心の赴くまま自由に描いた俳画を出版することになり、父も苦笑いしているかも知れません。

一茶や蕪村の句に感じられる人間や自然に対する愛情や遊び心は現代の私たちの心にも響きますが、江戸時代の言葉は時に現代人に伝わりづらいところもあると思います。そのため、父の俳画が、一茶や蕪村の句の魅力を知っていただくきっかけになればと思います。

作品の選定や配列は玉城司先生にお力添えをいただきました。玉城先生には巻末に解説も寄せていただきました。深く感謝申し上げます。また、出版の労をとって下さった新典社の田代幸子氏にも感謝申し上げます。

多くの方々にお手に取っていただけましたら、父も喜ぶことと存じます。一般書店、ネット書店などでご購入いただけます。



JUGEMテーマ:アート・デザイン



| テラ | - | 22:21 | comments(1) | - |
回顧展の開催について
管理人「テラ」こと寺田洋祐の遺族でございます。

故人の一周忌にあわせて、「絵画木洋会」と「洋画クラブ」の皆様が中心となって「回顧展」を開催して下さる運びとなりました。

故人は遺作展をやるなと遺言しましたが、遺族としても遺された絵画の整理について悩んでおりましたところ、故人がお世話になりました絵画サークルの皆様より回顧展という形であれば故人の遺志にも反しないだろうとありがたいご提案を頂戴いたしましたので、私共としてはありがたくお受けすることといたしました。「絵画木洋会」「洋画クラブ」の皆様には深く感謝申し上げます。

協力をいただく「さくら」、後援をいただく「加古川市美術協会」「神戸新聞文化センター」の皆様にも感謝申し上げます。

日展や光風会展に入選した100号、80号の油彩画、スケッチブックの水彩画などを展示して下さるとのことです。多くの方々にお運びいただき、故人の作品をご覧いただけましたら幸甚に存じます。

日時 2019年11月16日(土)〜11月24日(日)10:00〜17:00
場所 加古川総合文化センター美術ギャラリー
   (兵庫県加古川市平岡町新在家1224-7)
主催 加古川北公民館:絵画木洋会
   加古川公民館:洋画クラブ
協力 絵画サークル:さくら
後援 加古川市美術協会
   神戸新聞文化センター

| テラ | - | 19:48 | comments(0) | trackbacks(0) |
「絵筆と鉛筆 気ままな旅」をご覧くださる皆様へ
管理人「テラ」こと寺田洋祐の遺族でございます。「絵筆と鉛筆 気ままな旅」をご覧いただきありがとうございます。

故人の初盆を迎え、アトリエに遺された作品を少しずつ整理整頓しております。故人は光風会展や日展に毎年油絵を出品しておりました他、スケッチや水彩画などを多数遺しました。これらの作品は、故人の遺志によりお譲りした数点の作品や、遺族がそれぞれの自宅に保有するもの以外は、アトリエなどの限られたスペースに積み重なるように遺されています。

油絵の作品は100号サイズなどの大きなものも多く、アトリエや自宅の限られたスペースでは飾ることはおろか、収納しておくだけでも困難です。光風会や日展に入選した作品も多数ありますし、遺族としても愛着のある作品も多いため、ただ重ねて収納しておくだけなのも心苦しく感じられます。

そのため、絵画という趣味を通じて故人が親しくお付き合いさせていただきました方々や、故人の情熱や費やした労力、作品の価値を評価していただける方に、これらの作品をお譲りし、愛していただけるのであれば、故人も喜ぶのではないかと考える次第でございます。

つきましては、故人の作品にご関心をお持ちいただける方がいらっしゃいましたら、寺田和弘(故人・寺田洋祐の長男)Email: inachevee[at]gmail.com ([at]は@に置換してください)までご連絡をたまわりたく存じます。

なお、故人は1981年に光風会展、1982年に日展にそれぞれ初入選しましたが、当ブログ開設(2005年)以前の作品はあまり投稿しておりません。遺族としましては、今後これらの作品についても、当ブログに投稿して皆様にご紹介できればと考えております。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

| テラ | - | 21:45 | comments(0) | trackbacks(0) |
お知らせ
「絵筆と鉛筆 気ままな旅」をご覧いただいた皆様

管理人「テラ」こと寺田洋祐の家族でございます。

大変悲しいお知らせではございますが、寺田洋祐は2018年11月17日に永眠いたしました。享年76でした。
当ブログのログイン情報が残されておりましたので、故人に代わり本投稿にてお知らせ申し上げます。

美術の教師を引退後、絵画を趣味として過ごした故人は、絵画教室などを通じてたくさんの方々と幸せな時間を過ごしてまいりました。当ブログを通じても多くの皆様が故人と交流いただきましたことを、家族としてもたいへんうれしく思います。改めて故人とお付き合い下さいました皆様に深く感謝申し上げます。

故人は当ブログに2,729件の記事、4,129の画像を残しています。当ブログは故人がJUGEMの有料サービスを契約して開設しておりましたことから、その継続についていずれ検討しなければならないと考えておりますが、当面は故人の投稿・作品を引き続き当ブログにて皆様にご覧いただけるようにしておきたいと思います。JUGEMのサービスとしてブログ全体あるいは一部を電子書籍化することが可能なようですので、いずれそうしたことも考えてまいりたいと思います。

また、故人の実際の作品についても、キャンバスの油絵やスケッチブックの水彩画や写真データなどが故人のアトリエ・パソコンなどに大量に残されており、いずれその整理を進めることになります。皆様のご意見もうかがえればと存じます。

改めまして故人が生前たまわりましたご厚誼に感謝申し上げます。

| テラ | - | 10:58 | comments(2) | trackbacks(0) |
栗おちて 一つ一つに 夜の更る
| テラ | 小林一茶の句集より | 14:42 | comments(1) | trackbacks(0) |


 私が栗拾いをした分けではありません。頂きものです。
 うまくゆでると栗は本当ににおいしいです。
| テラ | - | 20:36 | comments(0) | trackbacks(0) |
 秋の味覚


 描け描けとばかりの差し入れ。サツマイモは先日アップしたものより人気が出そう?????
| テラ | その他 | 14:58 | comments(0) | trackbacks(0) |
秋の味覚


 甥が秋の味覚を病院へ持って来てくれる。
 柿はそのまま食べられるが、栗とサツマイモは生のまま。
 まあ、ゆっくり描きなされと言うことらしい。

 柿は私が子供の頃に父が植えたもので、見た目はかわいらしいが、味はもう一つ。
 おやつの足しにでもなればと残してくれたものだが、砂糖の量を間違えたような甘みは正直旨いとは言えない。
 栗は個体によって味が大きく違うことはないが料理の仕方によって全くだめになることがある。ここが柿と大きく 違うところ。白くふっくらと蒸し上がった栗の実の味は格別。さらに上の味を得たければ焼くこと、これは絶品。
| テラ | その他 | 17:57 | comments(0) | trackbacks(0) |
身動きできず


 拘束中。3週間ほど前の状況です。
 点滴の流れだけを眺める退屈な時間です。
| テラ | その他 | 00:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
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